マスクをつけろと言われたり、マスクは意味がないと言われたり。使用済みマスクに触るなと言ういっぽうで、足りないからと再利用を検討するところもある。空っぽになった商品棚が放送され、マスクをつけたリポーターが行列するひとにマイクを向ける。政府が増産したぞと言うマスクはちっとも我々にはまわってこないし、いっぽうで大量のマスクが高額で転売されている。
いまこのタイミングで「マスクは健康な人がつけてもじつは効果ないんですよ、だから無駄づかいしないで!」「あなたには必要ないですよ!」なんて言われても、なにをいまさらっちゅう感じで。それは、マスクを買いにドラッグストアの開店前から並ぶひとたちにはきっと届かない。
もう、今回は、仕方ない。マスクの使い方も手指消毒の大切さも、今回を機に学ぶチャンスとしたいところ。こういう状況の時にすこしでもみんなでマシな行動ができるように、日頃からお伝えすることができていたら、学んだひとが周りのひとに伝えてくれて少しずつ広がるはず。薬剤師は、薬事衛生をつかさどることによつて、公衆衛生の向上及び増進に寄与するのだから、これは、薬剤師の仕事だ。
マスクの問題は、繰り返されると思うのです。
今後のためにも、自分はどう考えるのかをまとめておきたい。
(※そのつどゴリゴリ追記したり書き直したりしています)