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薬局で買える、花粉症対策のお薬

お知らせ

今シーズン(2021年2月)は寒暖差がはげしく、花粉がいっきに飛んでいる様子。2月のうちに複数の花粉飛散のピークがみられています。マスクやメガネだけでは防ぎきれなくなってくるところ。今回は、薬局で買えるお薬について、その効果と選び方をお伝えします。

薬局で買える花粉症の薬

【おすすめNo.1】ステロイド点鼻薬

花粉症の症状にいちばん効果があるのは、ステロイド点鼻薬です。シーズン中は毎日使用します。うまく使えば薬はこれだけで良いかもしれません。おすすめの理由は、

飲み薬よりも効果が高い(※1)
鼻水・くしゃみだけでなく鼻づまりにも効果がある
眠気の副作用がない

等です。飲み薬にくらべると全身への移行も少なく、副作用もほとんどありません。季節性アレルギーにのみ使用が許されているので、1年のうち3か月しか使えませんが、スギ・ヒノキの花粉症であれば2月中旬~5月上旬をカバーできます。
市販のステロイド点鼻薬は残念ながらまだ小児に使用できないルールなので、お子さまでステロイド点鼻薬を使いたい方は耳鼻科を受診しましょう。

(商品名)フルナーゼ点鼻薬、ナザールαAR0.1%、など

【おすすめNo.2】抗ヒスタミン薬の飲み薬

シーズン中、継続して服用するタイプの飲み薬です。近年、処方せんなしで購入できる薬がだいぶん増えました。どれを服用しても、効果に大きな違いはありません(※2)。1日の服用回数や、眠気の副作用が気になるか等、ご自分の生活スタイルにあわせて薬の使い分けが可能です。ジェネリック医薬品も登場しており、コストを減らすこともできます。これらの薬は鼻水・くしゃみを改善しますが、鼻づまりには効果がありませんので、花粉症の症状が強い方にはステロイド点鼻薬をおすすめします。

(商品名)アレグラFX、アレルビ、クラリチンEX、ストナリニZ、など

【目のかゆみがツライ人】抗ヒスタミン薬の目薬…の前に、ぜひソフトサンティアを!

抗ヒスタミン薬の目薬はとても高くてコストパフォーマンスが悪いと感じます。鼻は大丈夫だけど目のかゆみだけツライ方で(あんまりいないと思いますが私もこのタイプ)、目薬にお金をかけてもいいという方は活用できるかも。

ただし、それより前にぜひソフトサンティア等の人工涙液タイプを使ってみてください。花粉を洗い流すことがまず先で、それでもツラければ抗ヒスタミン薬の目薬を使いましょう。できればコンタクトを外して、メガネで過ごすことがおすすめです。

目薬はまつ毛に触れないよう上手に使用し、薬液が汚染されないよう気を付けてくださいね。

(商品名)ロートアルガード、アイリスAGガード、など

【鼻づまりの緊急薬】血管収縮薬の点鼻

鼻粘膜の血管を収縮させて腫れをとりのぞき、鼻の通りを改善します。即効性があり、効果を実感しやすいです。そのためつい使ってしまいがちですが、使いすぎると鼻詰まりを悪化させてしまう副作用があります。30日ほどで薬剤性鼻炎になってしまいますので、気を付けましょう(※3)。けっこういろんな点鼻薬に混合されてますので、点鼻薬を選ぶときには注意が必要。使用頻度もふくめて、ぜひ薬剤師にご相談ください。

鼻づまりの薬が、鼻づまりを悪化させるなんて、とても矛盾していますね…!!

そんな理由がありますので、あまりおすすめはできません。症状がツライようであれば、ステロイド点鼻薬を定期的に使用するのがおすすめですよ。

(商品名)ナザールスプレー、エージーノーズアレルカット、等

病院の受診をおすすめすることもあります

高血圧、糖尿病、緑内障など治療中の方は、市販薬では使用薬剤の制限があることが多く、より適切な薬を選ぶためにも、受診して医師の指示のもと使用をおすすめすることがあります。

ぜんそくなど慢性的なアレルギーのある方や、鼻の症状が花粉症シーズンにおさまらない場合は、通年で医療機関で診てもらうことをおすすめします。

頭痛をともなう鼻づまりは、副鼻腔炎を起こしている可能性があるので診察を受けることをおすすめします。

妊娠中は、病院で医療用のステロイド点鼻薬を処方してもらえると良いのですが、妊娠中は薬を出さないという医師もたまにおられますし、難しいところです。耳鼻科よりも産婦人科のほうが理解があるかもしれない。いずれにしろ受診前に薬剤師にご相談くだされば、ご提案できると思います。薬ナシで過ごすのは、つらいですもんね。

市販薬で使えるこども用のステロイド点鼻薬はまだないのですが、医療用であればステロイド点鼻薬も使用可能です。症状が重いお子さんはぜひ病院にかかりましょう。抗ヒスタミン薬の飲み薬であれば、市販薬でも使用可能なものがあります。

また、舌下免疫療法は医療機関を受診しなければ受けられません。シーズンが終わってからの治療開始にはなりますが(シーズン中は開始できないため)、症状が重い方にはおすすめです。


(参考)

(※1)PMID-28234147
(※2)PMID-16883093
(※3)PMID-7515487

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