インナーマスクとは?
「インナーマスク」でネット検索すると「マスクの内側に付ける、ひとまわり小さいマスク」が候補にたくさんあがってきます。作り方のブログや動画、商品もたくさんありますね、おしゃれですね。当ブログで紹介するのはそれらのキラキラしたマスクではありませんごめんなさい。当ブログで紹介する「インナーマスク」は、環境省がおすすめする「マスクの中に付ける、マスクの中に入ってきた花粉をブロックしてくれる鼻あて」のことですので、まぁ言うたらそんなにかっこいいものではないんですけど、有効性は抜群であなたの鼻を守ってくれると思いますので、「薬を使ってもまだツラい!」という人はぜひお試しください。
インナーマスクを使って、吸い込む花粉の量を減らしましょう
原典です、本文25ページにインナーマスクの作り方が記載されています。
花粉症環境保健マニュアル2022(令和4年3月改訂)【pdf】
(花粉症のすべてが学べますので、お時間あればぜんぶ読んでみるといいですよ、まずは敵を知ることからです。)
インナーマスクの作成方法
材料:市販のガーゼと化粧用のコットン
① ガーゼを縦横10cm程度に切り、2枚用意
② 化粧用のコットンを丸めて、1枚のガーゼでくるむ(インナーマスク)
③ 市販の不織布のマスクにもう1枚のガーゼを4つ折りにしてあてる
④ 鼻の下にガーゼでくるんだコットン(インナーマスク)を置く
⑤ ③のガーゼをあてたマスクを装着する
⑥ 息が苦しい場合にはコットンの厚さを半分にする
メリットは、花粉を吸い込む量が減ること、コットンがついでに鼻水を吸ってくれること、材料費が安いこと、ですかね。政府が配ったガーゼマスクまだ持ってますか?あれを切って使ってもいいと思います。作り方のコツは、
- コットンは息苦しくない程度の量に調整する、多ければ切ってよい(⑥)
- コットンはゆるめに巻く、柔らかいほうが鼻にフィットしやすい(②)
- コットンの巻きが元にもどらないように、面倒でもガーゼを巻くといい、ゆるめに巻くほうが鼻にフィットしやすい(②)
- マスクにあてる四つ折りガーゼを忘れないこと、あったほうが鼻あてがズレにくい(③)
- 張り切って作るとインナーマスクがかさばるので「マスクのふちが浮かないように、マスクが顔にフィットするように(いちばん大事)」気を付けること(⑤)
- 一度にたくさん作っておくこと(いちばんのデメリットである「面倒くさい」を乗り越えましょう)
使用後は、廿日市市では、コットンはマスクと一緒で燃やせるゴミで処分します。ガーゼは洗濯ネットに入れて洗濯機で洗えばまた使えます(しばらくはフチから糸がぼろぼろ出てきますので取り除いてください)。
これで少しでも花粉症の苦しみを減らせますように。
※以下、作ってみた時のあれやこれやなのですが、店主はいまのところ花粉症ではないので、使用感はコメントできても効果のほどはコメントできずにすみません。環境省調べでは、花粉の除去率が70%→99%にアップします。