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★★★新型コロナ・インフルエンザ抗原検査キット入荷しています★★★

薬局で買える抗原検査キットは、どんな時に役に立つのか、おすすめされるのか?【新型コロナ・インフルエンザ】

セルフメディケーション
  1. 「それ、ほんとに、今すぐ検査したほうがいいですか?」
  2. 【いちばんおすすめ】コロナ(またはインフル)が職場や学校で増えてきたので、いつ症状が出ても検査ができるように、抗原検査キットを持っておきたい。【感染前の購入】
  3. 【おすすめ】有症状だけどあまりしんどくない。基礎疾患はなく、病院へは行かなくて良さそうだけど、仕事(学校)を休んだ方がいいかもしれないので、コロナ(またはインフル)かどうか知りたい。
  4. 【おすすめ】有症状。すでに病院を受診して検査を受けたけど陰性(-)だった。でも周囲に感染者が多いし、やはり自分も感染しているのではないか?と考えている。このまま仕事に(学校に)復帰して大丈夫だろうか?
  5. 【場合によりおすすめ】家族が発症し、自分は無症状である。家族は受診して検査も受けられたけど、自分は受けられなかったので不安。
  6. 【場合によりおすすめ】無症状の人の、定期検査
  7. 【自己検査は薦めない、病院受診をすすめる場合】有症状。コロナ(またはインフル)を疑い慌てて検査キットを買いに来た。検査をしてコロナ(またはインフル)であれば、薬をもらいに病院へ行きたい。
  8. 【自己検査は薦めない、病院受診をすすめる場合】発熱があり有症状だが、コロナっぽくない(インフルっぽくない)経過である。発熱があるから検査をしてみようかと思って抗原検査キットを買いに来た。

「それ、ほんとに、今すぐ検査したほうがいいですか?」

当店に、新型コロナ単独の抗原検査キットや、新型コロナ・インフルエンザ同時抗原検査キットを求めてご相談くださる方には、もれなく

なぜ抗原検査しようと思いましたか?いつ使う予定ですか?誰が使う予定ですか?

と必ずたずねて、状況を把握してから販売しています。使用するとメリットがあるな、と思われる場合もあれば、使ってもあんまり意味がないかも…使うのもったいないかも…と思われる場合もありますので、そのあたりは購入希望者に率直にお伝えしています。市販の抗原検査キットがおすすめできる場合と、そうでもない場合、病院を受診した方がいい場合を記録しておきます。検査の結果が出たらどう行動するのか?まで考えてから使いましょう。

コロナっぽい症状、インフルっぽい症状についてはこちらを参考にどうぞ。

新型コロナとインフルエンザ それぞれの流行状況、症状、重症化リスク、治療薬、感染対策について(忽那賢志) - エキスパート - Yahoo!ニュース
新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は減少傾向となっていますが、今度はインフルエンザが猛威を奮っています。症状がよく似たこれら2疾患の流行状況、症状、重症化リスク、治療薬、感染対策についてまとめまし

偽陰性(-)とは?感染者なのに検査が陰性(-)になることがあります!こちらを参考にどうぞ。

検査の結果が出たらどうするの?検査する前によくシミュレーションしておきましょう。

【いちばんおすすめ】コロナ(またはインフル)が職場や学校で増えてきたので、いつ症状が出ても検査ができるように、抗原検査キットを持っておきたい。【感染前の購入】

検査キットを事前に持っておくと、土日祝日や夜間でも自己検査が可能で、とても便利です。買い置きでお求めの方には特に『発症直後は偽陰性(-)になりやすいため、検査は急ぎ過ぎず、発症後1日以上が経過してから行うこと』『すぐに検査したい場合、その検査で仮に陰性(-)であっても偽陰性を疑って、1日以上が経過してからもう一度検査を行うこと』を重点的に説明します。自分にあった解熱剤や、水分補給ができるもの、のどが痛くても食べやすいものなどを備えておけば、自宅療養の準備は万端です。

【おすすめ】有症状だけどあまりしんどくない。基礎疾患はなく、病院へは行かなくて良さそうだけど、仕事(学校)を休んだ方がいいかもしれないので、コロナ(またはインフル)かどうか知りたい。

よくあるケースだと思います。発症後1日以上おいて検査をするようすすめています。学生さんは特に「発症した後五日を経過し、かつ、解熱した後二日(幼児にあつては、三日)を経過するまで」出席停止(学校保健安全法施行規則第十九条より)となります。社会人はその会社や仕事内容により判断は様々なようですが、休めるなら休み、復帰するなら感染対策を入念に行うことが大切です。すくなくとも発症後10日間は、不織布マスクを着用し、人混みを避けましょう

【おすすめ】有症状。すでに病院を受診して検査を受けたけど陰性(-)だった。でも周囲に感染者が多いし、やはり自分も感染しているのではないか?と考えている。このまま仕事に(学校に)復帰して大丈夫だろうか?

抗原検査は、発症初期は偽陰性(-)になりやすいため、受診時の検査が陰性(-)だったけど実は感染していたということはあり得ます。体調がそれ以上悪くならなければ再診の必要はないかもしれませんが、仕事や学校を休んだり、感染対策を強化するためにも、再検査はおすすめしています。

【場合によりおすすめ】家族が発症し、自分は無症状である。家族は受診して検査も受けられたけど、自分は受けられなかったので不安。

かつては、いわゆる「濃厚接触者」という分類がされていたケースです。この場合、状況によりますが「無症状のうちは検査を薦めません」。無症状の場合は陰性になることが多く、それが偽陰性(-)なのか、感染してないのか、判別ができません。早々に検査をして陰性でも、同居していればいずれ感染するかもしれません。まずは全員不織布マスクを着用し、感染者とは部屋を分けましょう。抗原検査キットを購入した場合は、すぐに使用せず症状が出るまで持っておき、なるべく症状が出て1日以上が経過してから、検査をすることをおすすめしています。

【場合によりおすすめ】無症状の人の、定期検査

介護や医療の現場で行われることがあります。コロナ禍ではスポーツ界隈でも行われていました。たとえば週2回、無症状の全職員を検査します。症状が出た場合ももちろん検査をします。PCRより結果が早く知れて、再検査も容易ですし、コスパもいいということで、クラスターを大きくしないために活用されます。職場単位で行われる検査体制です。

【自己検査は薦めない、病院受診をすすめる場合】有症状。コロナ(またはインフル)を疑い慌てて検査キットを買いに来た。検査をしてコロナ(またはインフル)であれば、薬をもらいに病院へ行きたい。

コロナやインフルに夢の特効薬というものはいまだにありませんが、発熱期間を少しだけ短くする薬や、基礎疾患持ちの方の重症化リスク(入院)を減らす薬などを、病院で診断を受けてから使用することがあります。基本的には、若くて基礎疾患がなくお元気に暮らしている方は、薬がなくても通常は時間経過とともに治ります。しかし、「インフルエンザにかかったら〇〇〇〇(抗ウイルス薬)を飲みたい!」とおっしゃる方がいるのも事実。抗ウイルス薬を使いたい場合は、市販のキットを使わずに病院で診察・検査を受けて薬を処方してもらうことをおすすめしています(二度手間で高コストなので)。

【自己検査は薦めない、病院受診をすすめる場合】発熱があり有症状だが、コロナっぽくない(インフルっぽくない)経過である。発熱があるから検査をしてみようかと思って抗原検査キットを買いに来た。

コロナっぽくない(インフルっぽくない)症状だけど、熱もあるからいちおう検査をしておくか…といった考えで、抗原検査キットを買いに来られた場合、多くはお断りして病院受診を薦めます。この場合、抗原検査で陰性(-)になると、ではその気になる症状は何なのか?という根っこの問題が残るからです。何かほかの病気の可能性があるときに、コロナやインフルにこだわっていては、大事なことを見落とす可能性があります。コロナっぽくない(インフルっぽくない)と思ったら、病院を受診して医師の診察を受けましょう。

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