廿日市には、見守り安心ネットワーク事業というのがあります。
認知症の人や障がいのある人などの自立生活を支えるために、地域住民の認知症や障がいに対する理解を促進し、地域における見守り・支援体制を構築することを目的とする。(廿日市市ホームページより)
認知症のある人や障がいのある人などは、ひとりで外出したまま行方不明になることがあります。迷っているうちに事故にあう、体調不良になるなどの危険もあり、なるべく早く発見が望まれますが、見つからないことも多々あります。介護者などの申し出によって登録されている方が行方不明になった場合は、薬局にも、FAXで通知が来ることがあります。(その後、見つかりました!の通知がくるととてもうれしい)
もっとたくさんの人が見守ってくれたら、早く見つかりますよね!
ということで、「はつかいち見守り安心ネットワーク」に事前に登録している人を対象に「見守りシール」の発行がはじまりました。見守りシールは、衣服や杖などに圧着して使用します。行方不明になり保護された場合に、発見した人がシールの二次元コードを読み取ることで、家族などへ連絡を取ることができるシステムです。お互いに個人情報の記載はせずやりとりができます。
↓どんなやつか動画で見ることができます;どこシル掲示板(共創未来)
https://mirai-town.com/wp-content/uploads/2019/06/dokoshiru_info_short1906_s-1_ss.mp4
ちょっと様子がおかしいな?体調が悪いのかな?迷子かな?
と気になる方に気づいた時、もしその方の持ち物に「見守りシール」が付いていたら、ぜひQRコードを読み取ってご家族に知らせてあげてくださいね。
これ、昨年から広島市で使われていたようですが、あまり知られていないようで、活用できてないらしいです。まずは、こういうシステムをたくさんのひとに知ってもらうことが大切ですよね。シール貼らなきゃはじまらないし、シールのこと知らなきゃ声掛けもできないし。ニュースでは取り上げられるだろうけど、学校とか職場とかスーパーとか、もっと広く知られるといいですねぇ。