なんでお屠蘇を作ろうと思ったのか、いきさつはコチラ↓
さぁ、とうとう屠蘇散を入荷してみました。
ぬかりなくお酒も購入。どんなのがいいのかわからないので、いくつか買いました。そうですよ、どんなお酒があうのかわからないので、試してみたいではないですか。昨年の私(冒頭のリンク先記事)はワインがどうとか言っていますね…。
・小左衛門 特別純米 信濃美山錦
・八海山 純米大吟醸
・竹鶴 純米
つい日本酒を先に紹介してしまいましたが、屠蘇散はこちら。
屠蘇散、とてもおめでたい包み 開けてみた
包みを開けなくてもすんごくいい香りです。いいですねぇ、このまま普通に香りを楽しみたい。この商品の中身は、桂皮・山椒・陳皮・桔梗・大茴香・丁字・浜防風、でした。
文献によると、除夜に井戸底にかけ、元旦に取り出して、酒の中に入れて沸かして煎じる、わけですけれども。まぁ井戸もないですし、冷やで飲みたいので沸かさないことにして、屠蘇散の包みに書いてあった「6-7時間浸す」でいいことにしましょう。アッ、なんだかはりきって早く浸けたので半日以上つけてしまいましたが、まぁいいでしょう。「お屠蘇」にはそれぞれの家庭の味があるのです。
八海山 竹鶴 小左衛門
どれにしようかなぁ。(→と言いつつ結局、日本酒3種類を試しました、ワインは冒険なのでまた今度ね)
お屠蘇をいただくセットは持ってないのでちっとも新年ぽさのないグラスおちょこでしたが、そこそこ楽しんでいただきました。やっぱり香りがいいですねぇ。薬用酒が飲める方はおいしくいただけると思いますが、苦手なひとには強いかもしれません(浸けすぎたからかも…)。
薬用酒とは、あまりなじみがないかもしれませんが、養命酒みたいなのを薬用酒と言いますよ。お酒なので1日3~4回服用という用法を守るのはけっこう難しく、買ったはいいけど余りがちなんてことも。個人的には就寝前1回服用でも冷えが解消されるならそれでヨシと思います。(養命酒は、ホットミルクに入れて飲んだり、バニラアイスにかけて食べるとおいしいので、飲みきれずに置いてるひとはぜひ試してみてください)
このたびは、みりんは入れませんでしたが、甘くするとまた違うかも。お酒の主張が強いかどうかも影響しますよねぇ、そのまま飲むなら八海山が好きですが、薬酒にした今回のなかでは小左衛門がいいかんじでした。ワインもまだ試していませんし、つぎの年末年始の楽しみとしたいと思います。