2023年1月6日17時、室温20℃、湿度30%
酸化マグネシウム錠330mg「ケンエー」と、「ヨシダ」
簡易懸濁により5分で崩壊する、8Frを通過する。(※1)
酸化マグネシウム原末は水に溶けない。溶解・懸濁せず分散しない。(※1)
酸化マグネシウムは白色の粉末または粒で、水にほとんど溶けない。(添付文書より)
【結果】カマグの在庫は水にすぐ溶けるマグミット錠があれば充分でしょ、くらいに思っていましたが、他社の酸化マグネシウム錠もけっこういい感じに崩壊するなぁという驚き。ヨシダとか(旧・マグラックス錠)こんなに溶けましたっけ、改良されたのかしら。速放性という意味ではマグミット錠なんでしょうが、ケンエーとヨシダの崩壊っぷりはこれで充分だと思います。飲み込むときもきっとのどごしが良く飲みやすいんじゃないだろうか。
【備考】錠剤のまわりが砕けて粉っぽくなってしまうマグミット錠は、自動分包機で大量に取り扱う際にはメンテナンスが面倒だったので、他社でもいいのでは?という話でした。いまは自動分包機がないのでどれでもいいんですけどね。
(※1)経管投与ハンドブック第4版
(※2)錠剤・カプセル剤粉砕ハンドブック第8版