多施設、無作為化、二重盲検(参加者、調査員)、プラセボ対照、クロスオーバー試験
P)過敏性腸症候群(IBS)48名と機能性ディスペプシア(FD)25名の計73名
E)プロバイオティクス(3種のビフィズス菌混合)
C)プラセボ
※6週間投与後に2週間のウォッシュアウト、他のグループに切り替えて6週間投与
O)
プライマリ;腹痛の頻度(score0-5、まったくない~毎日)
セカンダリ;機能障害(過去二週間の活動制限を問われる、生活の質なし~生活の質の最大の障害)
除外)登録前の2か月間に他のタイプのプロバイオティクスを服用する、腸の運動障害がある、その他の重大な病状の存在、腹部手術の既往、インフォームドコンセントを与えることができない、または望まない
IBSでは、プロバイオティクスはプラセボと比較して、小児の腹痛の頻度を改善した。FDでは改善しなかった。QoLが改善したIBS小児の割合は、プラセボ投与後よりもプロバイオティクス投与後の方が有意に高かった。
メーカーさんゴリ押しの整腸剤、ほんとに効くのか気になりまして。
メーカーサイトに挙げられた論文は基礎研究ばかりで面白くなかったので、世界で長く使われているんです!というなら何か研究が残っているだろうとぱぶめど検索したのですが。要旨のみ。本文読みたい。
さいしょはIBSとFDいっしょで73人?と言ってるのに、ランダム化されたのはIBSとFDで59人?、最終的にFDでは効果なくIBSで効果がみられたって分けて結果を出している?本文読みたい…。ほかの研究も読みたくなってきた。
効果は、菌種の問題なのか、菌数の問題なのか?そんなところも気になり始めました。