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薬物乱用頭痛と片頭痛を合併した患者には、教育(乱用した薬を中止するためのアドバイス)と離脱プログラムはどちらが有効か?

論文情報
NCBI - WWW Error Blocked Diagnostic

薬物乱用頭痛には教育と解毒治療プログラムとどっちがいいか調べた

複雑な薬物乱用頭痛(MOH)に対して、
外来でアドバイスするのと、
外来で断薬治療をするのと、
入院で断薬治療をするのは、どれが有効かどうかしらべた。:前向き、無作為化、非盲検

P)137人の複雑なMOH患者が参加(女性が110人、平均年齢46歳、頭痛歴26年くらい、片頭痛がもとにある薬物乱用頭痛)
※除外条件
共存する重篤な医療(例:制御不能な動脈性高血圧、制御不能な糖尿病、虚血性心疾患など)または精神科疾患、オピオイドおよび/またはバルビツール酸含有薬剤の乱用、過去3か月以内の片頭痛予防薬による治療、妊娠または授乳中
E)C)
シンプルアドバイス群;過度に使用された頭痛薬を中止するよう指導
外来患者用の断薬治療群;過度に使用された頭痛薬の中止と、10日間のステロイド投与、断薬症状としての頭痛などに予防的投薬
入院患者用の断薬治療群;過度に使用された頭痛薬の中止と、10日間のステロイド投与、観察、対症的に吐き気止めなどのiv
※すべて同じ医師が対応した、教育内容に差を付けないため?
※初回;参加者に頭痛日記をつけるよう薦める
※2回目;日記開始4週間後にランダム割り付け
※3回目;5週間後フォローアップ、20名脱落した
※4回目;さらに5週間後フォローアップ、2名脱落
O)★プライマリ
a)薬物使用中止2か月後、15日/月未満のNSAIDの摂取または他の対症療法薬の摂取が1か月あたり10日未満である人数(薬剤性頭痛が改善してふつうの片頭痛にもどった数)
b)フォローアップの訪問を完了した患者の数として表される、コンプライアンス
c)薬物使用中止から2か月後に頭痛の頻度がベースラインから50%以上減少した患者数
★セカンダリ
離脱開始から2か月後の頭痛日数/月の数
対症療法薬の使用日数/月
対症療法薬の数/月の減少率

結果は数字省略
入院治療群の成績が良かった。くらべてシンプルアドバイス群と外来治療群は順守率が低く離脱が多く改善者数が少ない。

メモ)シンプルアドバイスってどんなことした?
a)薬物乱用は、頭痛を慢性化させ、予防的および行動的治療の有効性を低下させることを説明
b)離脱性頭痛の現象と症状を詳細に説明
c)症状のある薬物の摂取を減らすことで片頭痛歴に対する有益な長期的効果(短期間の痛みの軽減による片頭痛を強化する特性の低下を含む)が強調された。(原因の薬を止めたら片頭痛が楽になるよと伝えた?)
d)薬物の予防的な使用は推奨しない
e)解毒プログラムが他の治療法よりも優れていることを強調した
シンプルアドバイスのみ群の患者に対しては、投薬だけに頼らず本人が頭痛の管理に積極的な役割を果たすことの重要性を強調していた。


シンプルアドバイス(薬物乱用頭痛について教育する)はどのくらい効果があるのかなと思って調べていたけどちょっと違う内容だった…入院して断薬するのがいいよ!という結果。
そりゃ煩わしい社会から断絶され仕事から解放され病院で薬を管理され離脱症状には素早く対症療法がほどこされるなら、入院のほうが確実なんでしょうけれども。
でも多くの人は入院して治そうという流れにならないんじゃないかと思う。「その頭痛、入院して治しましょう」とか言われてもエッいやムリです忙しいから、てなるわ…。
入院によって依存におちいりやすい要素が解決されるわけでもないし、再発しやすいことからみても、繰り返しの教育とケアが日ごろから必要なんではないだろうか。

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