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キシリトールガムでむし歯の予防ができますか?(その2)

論文情報

むし歯のリスク高い成人は、低用量キシリトールガムを長期使用(1年)すると、う蝕予防が可能でしょうか?ランダム化比較試験。

NCBI - WWW Error Blocked Diagnostic

P:う蝕リスクの高い成人
E:キシリトール89名(66名、脱落23名)
C:ポリオール90名(64名、脱落26名)
O:(プライマリ)ベースラインから2年後の齲蝕状態
(セカンダリ)唾液ミュータンス連鎖球菌(MS)、およびプラークpH

条件)
30〜45歳、最低12本の天然歯があること、
少なくとも1つの表面空洞化う蝕病変、ただし3つ以下
ミュータンス連鎖球菌および乳酸桿菌> 105 CFU / ml唾液
全身的に健康
過去30日間、抗生物質の使用または臨床試験への参加なし
研究製品のどの成分にもアレルギーなし
歯列矯正をしていない
中等度の歯肉炎、現在の歯周炎なし。
顎関節の機能障害の欠如。
除外基準)
消化管の問題の病歴があり、口腔生態系を妨げる全身性疾患があること
すでに1日に3個以上の無糖チューインガムを消費している人

キシリトールガムとプラセボガムはお菓子会社が作ってくれている(メントスやチュッパチャプスの会社である)けれど、それ以外には資金提供を受けていない。
(キシリトールチューインガムには、30%のキシリトール、26%のソルビトール、11%のマンニトール、および1%のマルチトールシロップを含む)
(ポリオールチューインガムは、28%のイソマルト、31%のソルビトール、9%のマンニトール、および1%のマルチトールシロップを含む)

2年後、う蝕経験の総増加は、キシリトール群で1.25±1.26、ポリオール群で1.80±2.33 (p=0.01)。
キシリトールガムで治療された被験者は、ポリオールで治療された被験者と比較して、55歯で23%のリスク低下。
pH5.7での曲線下面積 は、キシリトール群の実験期間中に統計的に有意に低かった(p=0.02)。
唾液のMS濃度の低下は、キシリトール群で認められた(p<0.01)。


キシリトールは下痢をしやすいので、少量で効率よく効かせるには、ガムやトローチで摂取して、口の中にある時間を長くするのが良い。というわけで、キシリトール2.5g/dayのガムをかむ研究。う蝕リスクが高い成人。

1年間ガムをかんで、さらに1年後にむし歯予防効果がみられているというのはけっこう魅力的…。ガムをかむ習慣のある人は、あまり抵抗なく続けられるでしょう。習慣や嗜好が予防につながるって素敵ですね。好きじゃなくても1日5個なら慣れるかな?
(〇ッテのキシリトールガムは1本14粒でキシリトール7.0gですので、5粒くらい。試験では朝2昼2夕1個かんでました。)
ちなみに被験者は基本のケアとしてフッ素含有の練り歯磨きを与えられて歯みがきするように言われています。ですから、キシリトールガムかめばいい、という研究ではありません、基本が大切。

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